インフルエンザ
発症してすぐ検査をするとウイルス量が少ないため偽陰性になります。
発熱(37.5℃)して12時間以上できれば24時間以上してからの方が陽性になる確率が高くなります。
抗ウイルス薬(タミフルなど)は48時間以内に内服することで効果が期待できます。それまでに検査をすれば十分に間に合います。発熱してすぐに検査をする意味はほとんどありません。
抗ウイルス薬の効果は約1日発熱期間を短くできます。
抗ウイルス薬を内服しなくても自然治癒します。
インフルエンザで熱が出たときの対応はいつもと同じで、機嫌や食欲や水分摂取や眠れているかをよく観察します。
小児科学会では、熱や咳などの症状に加え、呼びかけに答えないなどの意識レベルが低下しているようなときに、早期受診を勧めています。発熱してすぐ受診することを勧めていません。
◎コロナ・インフルエンザ同時検査キットはドラッグストアで販売されています。